いちごの特徴
- 旬は春後半
- 今、イチゴが最も店頭を飾るのは12月~2月にかけてですが、本来の旬は4月 ~5月の春後半です。
- 栄養価
- ビタミンCが豊富で、6個~7個で1日のビタミンCが取れます。まとめて食べるので、ビタミンCの摂取に適しいます。風邪の予防、疲労回復、肌荒れなどに効果があります。
- 栽培のポイント
- 寒さに強いが雪には弱い、雪にあたると葉が枯れてしまうので、雪にかからないように注意が必要です。
また、日当たりの良い縁側で、水やりはたっぷりしましょう。生育中は、日当たりの良い場所で育て、土の表面がかわいたらたっぷり水をやりましょう。
用意するもの
- 深さ15cm以上の標準プランター(土量20l)
- 鉢底網
- 生ごみ堆肥
- 市販培養土
- 赤玉土
- 再生土(マス目5mmの篩を通ったもの)
- 切りわら
作り方の手順
1.用土づくり
用土B(肥料が少しの土)
市販培養土:赤玉土(小粒):再生土を6対2対2でよくまぜて、約20lの用土Bを作る。
用土A(元肥をまぜた土)
用土B10lに種堆肥を丼茶碗一杯を加えて用土A10lをつくる。
2.プランターに用土Aを入れる
用土Aをプランター深さ半分まで入れる。
3.用土Bを入れる
用土Bをプランター縁下3~4cmまで入れる。
4.植えつけ
標準プランターで苗3~4株を苗間隔15cm程で植える。用土をよく湿らせて、穴を掘り植える深さに注意して植える。
5.植えつけの深さ
6.生育中の手入れ
植えつけの後は、たっぷり水をあたえる。切りわらを敷き、水持ちをよくしておく。
生育中は、日当たりの良いところで土の表面が乾いたら、たっぷりの水をあたえる。
7.追肥
1月~2月に一株あたり一握りほどの油かすを、根元から離して追肥する。
8.春に花が咲き結実
春になると白い花が咲き、花がしぼむと実ができくる。
ナメクジ駆除は手で行い、実は直接食べるので散布しないようにする。
9.赤くなったら収穫
開花後30~40日で収穫でき、完熟した実から、朝どりをする。
少々傷んだイチゴは、レモン水につけておくと、よみがえる。
古土の再生
夏の太陽にあてて、土の消毒をして、また使いましょう。
- 枯れた株を全部抜き取る。
- プランターの土を取り出し、残っている根を取り除く。
- 土を、マス目5mm角程度の篩にかけ、ゴロ土と再生土に分ける。
○再生土(篩を通ったもの) ○ゴロ土(篩に残ったもの)
- 再生土、ゴロ土をシートに広げて、2週間ぐらい十分に日光にあてて、土の消毒をする。
- 夫々をビニール袋に入れて保管、再利用する。