さつまいもの特徴
- 旬は晩秋
- とれたてがおいしいとは限らず、2~3ヶ月貯蔵して、余分な水分を逃がしてからのほうが甘みが増すそうです。
食べごろは10月~1月頃です。 (冷蔵庫に入れておくと低温障害をおこすので注意しましょう)
- 栄養価
- 加熱しても残るビタミンCが多く含まれています。風邪の予防、疲労回復、肌荒れに効果があるそうで、デンプンに守られて加熱しても壊れにくいそうです。
また、カリウムを最高に含んでいます。塩分(ナトリウム)排泄する役割があり高血圧に効果があります。抗酸化作用があり、活性酸素を減らすビタミンEも含んでいます。
- 栽培のポイント
- 用土の水はけをよくしましょう。(土の中の通気性が良いとイモがよく太る)
- 日当たりの良い場所で育てましょう。(日照を好み乾燥に強いので、昼は暑く夜に気温が下がる場所だと株全体に日が当り、イモがよく太る)
- 肥料は控えめにしましょう。(肥料をやりすぎると、つるばかり伸びて、イモが育たない)
作り方の手順
1.用土づくり
用土A(元肥をまぜた土)
種堆肥・赤玉土(中粒)・再生土を1対3対6でよくまぜて、約15lの用土Aを作る。
用土B(肥料のない土)
腐葉土:赤玉土(小粒):再生土を1対3対6でよくまぜて、約15lの用土Bを作る。
2.鉢に用土Aを入れる
鉢底に大玉土(ゴロ土)を3~4cm敷き詰め、用土Aを鉢半分程度までいれる。
3.用土Bを入れる
用土Bを、鉢の線下2~3cmまでいれる。
4.イモつるを植える
イモつるを縦に5~6cmの深さまでさし、支柱を立ててビニタイで止め、つるをささえる。
5.植えつけ完了
植えつけ直後は、たっぷりと水を与える。その後は水を与えすぎない。根が出ず腐る場合があるので注意する。
6.生育中の手入れ
日当たりの良い場所で育て、つるが伸びてくれば、長い支柱に変えてつるがこみあわないように誘引する。
水は毎日与えるぐらいにする。
7.収穫の目安
10月ごろ、葉が少し黄色くなり、つるの付け根の茎が太くなっていればイモは太くなっている。
8.収穫
イモを傷めないように手堀にする。濡れたままは腐りやすいため、収穫は晴れた日に行い、日光に干す。
保管はフタなし箱で、もみがらの中などが良い。
いもつるの作り方
いもつる
水盤または、ビンに水を1/5程度入れ、さつまいもを入れておく。
植えつけの時期は、葉が5~6枚ついたいもつるを、6/10日~20日の間に行う。
根つき苗
同上のイモつるの葉が3~4枚の時、ポットにさしておき、根がでてから植えても良い。
植えつけ時期は6月中に行う。