キャンプファイヤーを楽しもう
キャンプは、キャンプファイヤーで一気に盛り上がります。火を囲んで歌ったり、おどったり、そしてしずかに語り合ったり、おおぜいで集まって輪になってゲームをしたりすれば、キャンプ生活をとおしてもっとも印象的な夜になります。火を囲んで食事をしたり、おしゃべりをするだけでも楽しいものです。
キャンプ場には、キャンプファイヤーの場所は作られていますが、なければ火災の心配のない場所、キャンプサイトからやや離れた場所、人家の明かりが見えたり、ほかからの騒音が聞こえたりしない場所を選んで設定しましょう。
注意事項
- 火がまわりに燃え移らないように設定しよう。
- 火のそばに必ず水を用意しておこう。
- たき火が禁止になっている場所なのか確認しておこう。
- 川原で行う時は、上流にダムがないか確認しておき、急な放流に対応出来るようにしておこう。
また、人の注意は素直に聞き、大事にいたらないようにしよう。
たき火のじょうずな燃やし方
たきつけには、小枝を集める。足りないときは、新聞紙などを使う。
ナイフやナタでささくれをつくり、燃えやすくする。
細い枝から太い木へと円錐形にくんでいく。
井げた組みは代表的な組み方になる。組んだ内側に適当に空気が入り、火がよくまわる。
火おこし
- 新聞紙をまるめる。
- 新聞紙を立てかける。
- その上に細いまきを立てかけ、新聞紙に火をつける。
- 細いまきに火がついたら、太いまきを立てかける。
かまどをつくる
岩を組んで木が鉄棒を通す。
穴を掘って、木でなべを通す。
岩の上になべを通す。
はんごうのしくみ
上ぶた
米3合のます
中ぶた
米2合のます
なべ
米4合まで炊ける
お米を洗おう
- 中ぶたで2合をはかっていれる。
- 水をたっぷり入れ、手で軽くかきまわす。
- 米が流れ出ないようにして水を捨てる。
- 手でにぎるようにして、シャッ、シャッととぐ。
- にごった水を捨てる。
おきかた
はんごうを同じ方向に向けずに、1個ずつ逆の方向に向けておく。
火かげん
火が間に入るようにあける。火は底に軽くかかるくらいが一番火力が強い。
こがさないコツ
- 強火でふっとうさせる。
- 白い汁がふきだしてきたら、火をとめる。
グツグツといったら、水がふっとうしている音。
- 弱めたらスプーンかはしでゴトゴトという振動の強さを確かめておく。
- ときどき振動を確かめて、振動がうんと小さくなったら、火からおろす。
ゴトゴトと小さくなったら、水がなくなった証拠になる。
- さかさまにして火のそばにおいてむらす。
竹を利用してご飯を炊く
- 竹の先をななめに切る。
- 中ぶた1/2はい(1合)の米を入れる。(1人分)
- 中ぶた1/2はい分の水を入れる。
- 上下にふって、米をとぐ。
- 水がきれいになるまでとりかえる。
- しめじとしょうゆを少し入れる。
- 水だと時間がかかるため、湯を中ぶた2/3はい入れる。
- アルミホイルをかぶせる。
- 火のそばに立て、20分くらいしたら中を確かめる。
- 火のそばにおいてむらす。
- 炊き上がったら、ナタで半分に割る。
竹はそのまま食器になる。